冷めたラーメンと壊れたリモコン

「おばさん」のことを好きな人もいれば、嫌いな人もいると思う。どうでもいいと思っている人も。君が思う「姉ちゃん」って、どんな感じ?
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一生懸命口笛を吹く君と季節はずれの雪

煙草を吸う事は脳に害がある。
と、理解していても買ってしまうという。
社会人になりたての頃、業務の関係で紹介していただいた旅行会社の専務のおじさん。
「この体が病気一つしないのは煙草とビールの力です」なんて堂々と話していた。
ここまで言われると、ストレスのたまる禁煙は無しでもいいのかもな〜と感じる。

ゆったりと自転車をこぐ弟と横殴りの雪
久しく行ってなかった地方への出張の際、初めて仕事で一緒に過ごしたAさんという男性は、背の高い先輩だ。
初めて会話をしてから気難しそうで仕事以外での会話はまったくしたことがなかった。
その時、何気なくAさんの袖をまくった太い腕をみて衝撃を受けた!
一つ一つが大きなパワーストーンブレスが何連もつけられていたから。
咄嗟に、天然石興味があるんですね!と言ってしまったくらい。
するとAさんは得意げで、想像とはうらはらに可愛い顔で、ひとつひとつのストーンの名前を話してくれた。

雹が降った仏滅の夕暮れはビールを

「今晩はカレーよ。」
少年は母親のその発言を聞いた途端、無意識にニッコリ笑った。
少年は学校が終わって家に帰ってから、リビングでテレビを見ていたところだった。
今日は西日が強い。
網戸の窓では風鈴が思い出したようにチリリンと音を立てていた。
TVでは、昔の懐かしいアニメを放映していた。
今日の放送は「一休さん」だった。
こんなにも頭脳明晰な坊主がいたら、学校のテストなんて簡単なんだろうな、と少年は思っていた。
しかし、コトコト煮える鍋からカレーのいい匂いが香って来たとき、少年はアニメのことは思考から消えていた。

曇っている大安の日没はお菓子作り
最近、子供が外で遊ばない。
日差しが強いからか、家の中で遊べるものが非常に楽しいからか。
ちょっと前までは、大変家の外に行きたがっていたのに、このところは、多少でも遊びに行きたがらない。
考えるに、父だと、まったくもって困ることもなく、気にしないが、だが母親としはちょびっとでも気にしている。
けれど、暑くてきつい場所でいさせるのも熱中症が不安だ。

夢中で大声を出すあなたと枯れた森

友人の彼氏が会社で梅干しを売っているらしい。
都心に本社があり、中国にショップもでき、関西の方に自社工場がある。
全国に定期的に、何名かのメンバーで試食会をするらしい。
深夜に、これを聞くと、おなかがすいてきた。
「梅干し食べたい」など言うと、あ!あるよ〜!と出してくれた。
ここで食べた梅干しが、今までで一番美味しかった。
なんと、早速はちみつ梅を注文してしまった。

目を閉じて話す友達とオレ
健康診断は、いつもどこか引っかかる。
心音だったり、血液検査だったり、胃だったり。
胃の検診をバリウムを一気飲みして受けてみて、結果がくると、がんの疑義があり、すぐさま、胃カメラを表に記載の病院にて受けてください。
と記載してあったのには、あせった。
あせったそれに、不安だった。
即刻専門の病院に再検査に車で行ったら、結局、胃炎だった。
胃はかねてより苦痛があったので、定期診断に引っ掛かったのはわかるが、文言で名前とがんの疑惑があると書き記してあったら心配だった。

どんよりした大安の夜に散歩を

休日の時間つぶしに、箱根の森美術館に入館して以来、芸術鑑賞に病みつきだ。
思ってもいなかったのは、一人でゆっくり観賞しに来ている方も少なくなかったこと。
それからは私も、一人でも行けるし、誰か興味がある人に行くこともある。
江戸博は、イベントがすごくそれからは私も、誰かと一緒じゃなくてもいけるし、誰か誘って一緒に来てもらうこともある。
江戸博は、企画展がとても横須賀美術館は、可愛い谷内六郎の展示がたくさん。
彼は、まさに週刊誌、新潮の表紙絵を担当していた芸術家だ。
その他、日光にある、竹久夢二美術館でたくさん絵葉書を購入したことも。
今までずっと、絵には日頃から贅沢な空間を貰っている。

どしゃ降りの週末の晩はお菓子作り
レフも、全く持って好きだけれど、それを抜きにしてもハマると言うくらい愛しているのがトイカメラだ。
2000円強出せば単純な物が簡単に所有できるし、SDがあればパソコンですぐに再生できる。
臨場感や、奇跡の瞬間を収めるには、レフが似合うと思う。
けれども、漂う空気や季節らしさを写す時には、トイカメラには他の何にもかなわないと熟考する。

のめり込んで泳ぐあの子と横殴りの雪

某芸能人がいきなり引退するので、ニュースやらワイドショーでうんざりするほど扱っていますが、非常にすごいですね。
次の総理大臣がどういった人になるかっていう内容よりニュースでも番が先ですからね。
どのような政治家が首相になっても変化しないと思う方もとても存在するし、それより、MCで有名な人が芸能界を引退発表というほうが影響がでそうなんですかね。

雲が多い金曜の晩に座ったままで
作家の江國香織の小説に登場する女性陣は、なんとなくクレイジーだ。
例えれば、東京タワーの詩史。
あと、がらくたの柊子。
それと、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の持ち合わせている性質を、極端に表した形なのだろうか。
心からクレイジーだと思うのが、「神様のボート」で登場する葉子。
もしかしたら迎えに来るかもしれない「あのひと」を待ち、色々な街に引っ越しをする。
恋人を忘れないで、必ず会えると確信して。
最後には「ママは現実を生きていない」と、娘の草子に告げられるが、葉子にはいまいちピンとこない。
このシーンが、この小説の最もクレイジーな見せ場だ。
私はウエハースの椅子にはなるべく座れないけれど神様のボートには乗れる。
江國香織さんの書く、クレイジーだけど魅力的でちょっと弱々しい登場人物が大大大好きだ。


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